Macで録音 Audio Hijack Pro

ライン入力から録音するフリーソフトはいろいろあるようですが,アプリケーションの音声を録音できるフリーソフトはないみたいです.シェアウェアだと以下の2つがよさそうです.



早速,Audio Hijack Pro をダウンロードして録音してみました.10分までならお試し版で録音可能です.$32で購入すればもちろんこの制限は外れます.

Web上の音声/音楽やネットラジオNHKラジオ講座のネット配信音声はこれで録音可能です.Firefoxで,というようにアプリケーション毎に録音設定ができるので,おそらく他のアプリケーションのノイズはのらないと思います.

けっこう高機能で,AAC,MP3のレート選択,サイズや時間でのファイル分割,無音検知での制御,エフェクト,タイマー設定,録音終了後のスクリプト設定(iTunesへの転送)なんかもできるようです.

もうすこし使ってみます.

NHKラジオ 入門ビジネス英語

活かす読書 NHKラジオビジネス英会話

活かす読書さんの記事をみて,早速やってみようと本屋に行ったのですが,「実践ビジネス英語」はちょっと僕には難易度高いかなと弱気になり,とりあえず入門を購入してみました.4月号のテキストと本を買ったのですが,これがなかなか良いかも.

電子機器の製造・販売会社D-Tech.comのニュヨーク支社が舞台で,ソフトウェアデザインを担当してきた主人公がマネジャーとして赴任してくるところから話が始まります.自己紹介(4月)から始まって,情報収集(5月),そしてプロジェクトマネージメント(7月)へと展開していくみたいです.

まだ始めたばかりなのでなんとも言えませんが,ソフトウェアやIT,プロマネ関連のフレーズや単語も結構出てきそうで期待できます.

問題は,CDが1月分1400円するところですかね.調べてみると,PCでタイマー録音するか,専用機器で録音する方法があるようです.ちょっと検討してみるかな.

NHKラジオ英会話講座をiPodで聞くための方法

  • Radio SHARK 2
  • Talk Master II
  • ラジオサーバー

Ruby,Rails本,出版ラッシュ!

今週末は,RubyRails本のラッシュです!

自分の周りにも,普通にRubyRailsに興味をもったりアプリを作ってたりしている人がかなり増えてきていますね.2008年は完全にキャズムを超えそうな勢いです.もう超えてる!?

Railsレシピブック 183の技

Railsレシピブック 183の技

Ruby on Rails 逆引きクイックリファレンス Rails 2.0対応

Ruby on Rails 逆引きクイックリファレンス Rails 2.0対応

まるごと Ruby! Vol.1

まるごと Ruby! Vol.1

アップルとグーグル / 小川浩,林信行

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者

アップルとグーグル 日本に迫るネット革命の覇者

実はあまり期待しないで読み始めたが,意外と面白かった.

アップルとグーグルをさまざまな側面から比較し,多様なメタファーで言い切るところがとてもわかりやすい.ただ若干両社を褒め過ぎな感は否めない.

「相対思考」ではなく「絶対思考」

自分の周りも大概そうだけど,日本の企業の多くが「相対思考」に陥っている.発想の出発点が他社製品やアメリカ企業だったりするもんだから,本質的にすばらしい,画期的な,破壊的なイノベーションやモノが生まれてこない.特にITやWebの世界では.

本当にいい製品をつくりたければ,向き合うべき相手は他社ではなく,自社のほうだ.

偉い人,企画な人,肝に銘じてほしい.

グーグルは高速道路を,アップルはスポーツカーをつくっている

グーグルハイウェイをアップルポルシェが疾走するようになると,手が付けられなくなる.ワクワクするけど,怖い気もする..

蛇口を抑えるアップルと水道を整備するグーグル

アップルがデザインしているのは,蛇口というインターフェイスそのものじゃない.その蛇口にどんな飲み物を流し,どう飲んでもらうかまで考えている.ユーザにみえるのは,アルミでできた,ただの蛇口にすぎないかもしれないけど.

アップルやグーグルの製品やサービスを真似する会社はたくさんあるけど,どれも成功しないのはなぜか?

アップルやグーグルが,時代の流れやウェブの本質,サービスの本質をとことん深いところまで,そして5年,10年先までを考えた結果(もちろん全てがそうじゃないと思うけど),モノをつくっているのに対して,彼らはその結果のみを真似しているからだ.そこには魂も情熱もない.10年前ならそれでもよかったが,今のユーザにはそれは全く通じないことがいまだにわかってないというわけだ.

冒頭にも書いたが,本書は両社を褒めすぎていると思う.けれど,アップルとグーグルの些細な言動,しくみ,コード,サービスから,ほんとうのところは何を考え何を狙い何を目指しているのか,ココを読み解くヒントのヒントをたくさん見つけることができる.

考える技術 発想する技術 / 忰田進一

考える技術 発想する方法 (アスカビジネス)

考える技術 発想する方法 (アスカビジネス)

イデア発想+問題解決の本.

図解の本を多く執筆している著者だけに,本書でもその図解のテクニックが随所に生きている.よく知られている発想法に独自のエッセンスをプラスアルファし,さらにもう一歩突っ込んだところまで考えるさせるようなアドバイスが,う〜んなるほどと思わせる.

気になったポイントだけメモ.

危機はチャンス
  1. クレームを単なる文句と考える一般的対応
  2. クレームを改善提案と捉える
  3. クレームをあるべき姿(そのサービスの本質)との比較で,視点を変えて(危機を見ないで)発想する(機会として捉える)
ロジックメモ
  • イデア開発のためのメモは,そのテーマ,その人のロジック(論理)や概念の流れのメモをする.
  • イデアとアイデア発想の元を突き止め,書き留める.
    • イデアやキーワード
    • なぜそういうアイデアになったのか
    • 何をきっかけにそのアイデアが出たのか
イデアの場所
  • たいていのアイデアは現状や通常を「否定したところ」にある.
  • 非,不,無,異,害,損,未という「否定の切り口」で発想する.
最高の慈悲,最低の欲望
  • 上は,皆のために慈悲の心で考える(無私無欲からの発想)
  • 下は,自分のためだけの勝手な欲望(自己中心で発想)
シタイ,ホシイ,イイナ発想
  • ほのかな希望→それが欲しい→なければならない→持つべきだ→無いと困る
サボリ発想
  • 手ぬき,足ぬき,目ぬき,耳ぬき,口ぬき,頭ぬき