会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール / 福沢恵子, 勝間和代
- 作者: 福沢恵子,勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/06/15
- メディア: 単行本
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社会で正しいと思われている「一般ルール」に対して,キャリア・アップする人が使っている「リアル・ルール」を暴露しちゃってます.勝ち組のルールです.
5年以上会社にいれば,うすうす感づいてきているはずだと思いますが,こうやってスパッと言われると気持ちがいい.それでいて,わかっちゃいるけど実践できてないことも結構多い.
とくに「出世」「社内政治」「お金」のリアル・ルールは,欧米人にしたらごく当然なんだけど,日本人はどうも苦手.できれば口にするのを避けたがる.
むしろ今の若者のほうが,割り切ってて欧米型に近いかもしれないですね.
メモ
あなたは,あなたが思っているほど有能ではない
- 出世
- 「出世よりもやりがい」というのは,出世できない人の現実逃避のセリフ
- 「出世」とは,他人のリソースや会社のリソースをもっと自由に使えるようになること.そしてそれにより成果・利益を生み仕組みをつくること
- ケミストリー(相性),相性のいい上司のもとに配属されたら,それこそラッキー
- 社内政治とは
- 情報源を共有する(情報収集する)ための1つのシステム
- インフォーマル・コミュニケーションに加わるための1つの手法
- 自分が不当にこきつかわれていると自覚した場合,「これだけ働いているのだから給料や地位を上げてください」と言えるかどうか
- 言えないのは,本人の自信のなさや責任回避の気持ち.お金のことを口にするのははしたないという風潮.
- 「自分は自分,他人は他人」という考え方で,仕事においても極力他人と関わりたくない,群れたくない,というのは,ある意味とても傲慢な考え方
- 他者に自分を評価されることに対する恐れ,本当の意味での自信がない,自意識過剰
- 反対意見は言ってもいいが,相手を否定しない,相手に恥をかかせないことがポイント,これ話し方のルール
- 組織においては,「あなたが正しいかどうか」は問題ではなく,「場の目的が何か」を見極める必要がある(会社の利益に貢献するための発言)
- 叱られるのは成長への第一歩
- リスクとリターン
- 何かを得るためには,それなりの犠牲を払わなくてはいけない