会議が絶対うまくいく法
- 作者: マイケル・ドイル,デイヴィッド・ストラウス,斎藤聖美
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/06/21
- メディア: 単行本
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原書は,1976年出版.米国では会議のバイブルと呼ばれている名著.
会議の基本原則は,現在でも十分通用するものです.個人的には,「会議を妨げる問題児」がかなり参考になりました.
メモ
- 会議を成功させる5つの基本原則
- 1つの議題にみんなが集中していること
- 1つの議事運営方法にみんなが同意していること
- 誰かが責任をもって,オープンでバランスのとれた発言が交換できるように努力していること
- 誰かが個人攻撃を受けたら,その人を守る役割の人がいること
- 会議におけるそれぞれの役割が明確になっていて,誰もがそれに同意していること
- コンテンツとプロセスを区別せよ
- コンテンツ(問題,話題,議題) : 「何を」
- プロセス(アプローチ,方法,進め方) : 「どのように」
プレゼン
- 聞き手の期待
- プレゼンを受けるのは,どういう人たちか?
- 彼らは何を期待しているのか?
- なぜ,プレゼンを必要としているのか?
- 知ろうとしていることは何か?
- このテーマに関して,どの程度の予備知識があるのか?
- どの程度,専門用語を理解するか?
- 一般論を知りたいのか,それとも,具体的なことを求めているのか?
- プレゼンのあとで,得た情報をどう利用するつもりなのか?
- 話し手である自分についてどの程度知っているのか,どんな人間だと思っているのだろうか?
- 話し手の期待
- 頼まれたから話すのか.それなら,なぜ?
- 仲間や上司に,課題をこなしたことを見せたいのか?
- 誰かに「すごい」を認めてもらいたいのか?
- 情報やアイデアを伝えたいのか.もしそうであれば,なぜ?
- 聞き手にどうしてもらうと一番嬉しいだろうか.個別の問題を解決するために利用してもらう?複数の問題を解決するベースに使ってもらう?選択肢として使ってもらう?
- プレゼンを聞いてもらい,コメントをもらいたいのか?単にみんなに知っておいてもらいたいのか?他の人に伝えてもらいたいのか?
- サポートを求めているのか?
- みんなと一緒に解決したい問題を提起するのか?