金持ち父さん貧乏父さん / ロバートキヨサキ
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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もっと早くにこの本を読んでいたら．．．という本は結構ありますが，本書はなかでもダントツでしょうね．
ラットレースから脱出するために，ファイナンシャル・インテリジェンスをちゃんと身につけようと思います．これから勉強していきます．まずはきほんのきから．
ラットレース ： 会社の持ち主に利益をもたらすために働き， 政府に税金を払うために働き， 銀行にローンを返すために働き， クレジットカードでの買い物の支払いをするために働く．
| 金持ち父さん | 貧乏父さん |
|---|---|
| お金が私のために働いている | 私はお金のために働いている |
| 自分の運命を自分でコントロールすること | その操縦をだれかにゆだねてしまうこと |
| 金持ちが使っているルール | 残りの95％の人が使っているもう１つのルール |
| 雇用する側 | 雇用される側 |
| 自分で会社を持つ | 会社のために働く |
| 「頭のいい人間を雇う」立場になる方法を学ぶ | 勉強して「頭のいい人間になる」 |
| 学ぶために働いている | お金のために働いている |
| 本物の資産を買う | 資産と思って負債を買う |
| 観察して考える人間 | 感情(恐怖や欲望)に対してただ反応する人間 |
| お金を稼いだあとどうするか | どうやってお金を稼ぐか |
| 持ち家は負債 | 持ち家は資産 |
| 最初に資産を築く | 最初にローンで買い物する |
| 自分に対する支払いをまずすませる | 自分に対する支払いは最後にする |
| 度胸のある人 | 頭のいい人 |
メモ
金持ち父さんの6つの教え
- 金持ちはお金のためには働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作りだす
- お金のためではなく学ぶために働く
1．金持ちはお金のためには働かない
- 感情(恐怖や欲望)に対してただ反応する人間ではなく，それを観察して考える人間になる
- ニンジンをぶらさげられた馬が，どこへ行くのか知りもせずに，重たい荷物を引いて走り続ける
- お金はニンジン．友達にみせびらかすための新しい車，船，大きな家
- ファイナンシャル・インテリジェンス(知性)
- 会計力，投資力，市場の理解力，法律力
- ファイナンシャル・リテラシー(会計力)
- ファイナンシャル・アプティチュード(聡明さ)
- 人生で大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく，どれだけのお金を持ち続けることができるかだ．
2．お金の流れの読み方を学ぶ
3．自分のビジネスを持つ
- 職業とビジネスの違いを認識する
- 自分のビジネスを持つ ＝ 本当に資産を持つ
- 金持ちは，まず最初に資産を築く．そのあとで，資産から生み出された収入でぜいたく品を買う．
4．会社を作って節税する
- 会社は金持ちを守るもの
- 法律を知らないと高くつく
5．金持ちはお金を作りだす
- ずぶとさ，やる気，大胆さ，はったり，ずるがしこさ，世渡りの技術，ねばり強さ，頭の切れ
- 「頭がいい人」よりも，「度胸のある人」の方が成功する
- 「楽しむこと」．これは単なるゲームにすぎない．
6．お金のためではなく学ぶために働く
- 「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を探しなさい
- 短期的には収入が減ることになるかもしれないが，長期的に見ればたくさんのおまけがついてくる
5つの障害
- 恐怖心 ： お金を失うことに対する恐怖心
- 臆病風 ： 悪いほうにばかり考えて臆病になる
- 怠け心 ： 忙しいことを理由に怠ける
- 悪い習慣 ： 自分への支払いを後回しにする悪い習慣
- 傲慢さ ： 無知を隠すために傲慢になる
スタートのための10のステップ
- 強い目的意識を持つ - 精神の力
- 毎日自分で道を選ぶ - 選択する力
- 友人を慎重に選ぶ - 協力の力
- 新しいやり方を次々と仕入れる - 速習の力
- 自分に対する支払いをまずすませる - 自制の力
- ブローカーにたっぷり払う - 忠告の力
- もとはかならず取り返す - ただでなにかを手に入れる力
- ぜいたく品は資産に買わせる - 焦点を絞ることの力
- ヒーローを持つ - 神話の力
- 教えることで得る - 与えることの力
