さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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2005年のベストセラー.これが本当に会計の本かどうかは置いといて.確かに最後までさくさく読めて,話もなかなか面白い題材を取り上げてはいますが,ちょっと物足りなかったです.次のステップの本を探します.
メモ
- 利益を出すためには,
- 売り上げを増やす
- 費用を減らす
- 節約は絶対値で考える
- 「普段はケチケチしてもいいけど,たまにはパッとしたい」というのはかなり危険な思想
- 連結経営:本業に密接にかかわる副業を行うこと.「週末起業」は連結である.
- 「ローリスク・ハイリターン」とは得意分野で予算内の投資をすること.予算内=上限を決めることが大事
- 資金ショート(=倒産)の回避策は「支払いは遅く,回収は早く」
- チャンスゲイン(売り上げ機会の獲得)
- チャンスロスを考えながら個人の目標設定を
- チャンスロスは実際に得られなかったものをゼロとするのではなく,マイナスとする考え方
- キャッシュフローと利益の違い
- キャッシュフローは現金しか考慮にいれないが,利益は目に見えない負債なでも考慮にいれた数字
- お金があることと儲かっていることとは別次元
- フリー・キャッシュ・フロー
- 「数字のセンス」
- 分析の基本:割り算で「1単位あたりいくらか」を出し,次に「比較」して流れを見る
- 分析の極意:ある特定の数字を定期的におさえる