「手帳ブログ」のススメ / 大橋悦夫
- 作者: 大橋悦夫
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 単行本
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シゴタノ!管理人 大橋悦夫さんの著書.
本書は,まずはブログを自分のために書くことからはじめ,次のステップとして誰かの役にたつことを考えようと述べています.
で,自分のために書く方法として「手帳ブログ」を紹介しています.
ポイントは,4つのスパイラルを回していくことです.
- 記録する
- 読み返す
- やってみる
- 習慣をつくる
ブログを書いていると,ついついアクセスやフィードバックが気になってしまいますよね.何をテーマにしたらいいんだろうなんて悩んでいる人も多いかもしれません.そんな人にオススメの1冊です.
メモ
- 4行日記
- 事実
- 気づき
- 教訓
- 宣言
- 毎日5分間,集中して頭の中身を棚卸しする
- 前向きな質問を作り,これに答える形でブログを書く
- 叡智を引き出す質問(Wisdom Access Question)
- 「なぜその本を読んでるの?」(Why) → 「その本を読むと何が得られそう?」(What)
- Ask What, Not Why
- ブログを読み返しながら自分の考えのクセを知り,チェックリストで矯正する
- チェックリスト
- 自分の推論は自分の立場に左右されていないか
- 自分の判断は現在の感情の影響を受けていないか
- 自分の体験や知識に振り回されていないか
- 必要な知識や経験,能力が自分にあるか
- 他人の意見に振り回されていないか
- 注意が散漫になっていないか
- チェックリスト
- ブログから自分なりのTPOVを抜き出し,目的に応じてリスト形式にまとめる
- TPOV(Teachable Point Of View)
- 「XXXするときの5つのポイント」
- 週に1回,鳥の視点でブログを読み返し,まとめ記事を書く
- ブログを書き続けるのはなぜか?
- 自分が見聞きしたことをあとから自分で活用できるように整理しておく
- 1と関連して,自分の考え方とその変化を自分でウォッチする
- 無意識に考えていることを浮き彫りにする
- (結果的に)1〜3のプロセスで得られた「発見」を公開し共有する
- 思考の「見える化」ツール