未来時給651円!この先落ちる職業NO.1 「プログラマー」

かなりショッキングです.

週刊東洋経済 「未来時給 この先,落ちる職業 上がる職業」 で落ちる職業第一位は,プログラマーです.騰落率▲65.2%で,2004年での時給1886円が,「未来時給」では,な,なんと,651円にまで暴落すると予測されています.

まあ,予想はつきますが,この暴落ぶりはかなりショッキングではあります.なお,この「未来時給」という指標は東洋経済独自だそうで,算出方法は明記されていないようなので,どこまで正しいかは不明です.また何年後などということも不明です.なので,あくまで参考程度にみておいたほうがよいかもしれません.

他業種で気になったものを列挙しておきます.

落ちる職業
  • 第1位 プログラマー ▲65.2% 未来時給 651円
  • 第2位 アナウンサー ▲57.9% 未来時給 1865円
  • 第7位 弁護士 ▲44.3% 未来時給 5791円
  • 第21位 医師 ▲12.9% 未来時給 4543円
あがる職業
  • 第1位 薬剤師 98.7% 未来時給 4645円
  • 第2位 獣医師 62.4% 未来時給 4072円
  • 第3位 一級建築士 48.2% 未来時給 3592円


また,システムエンジニアについて,こう書かれています.

インド人のSEの年収は日本の5分の1だが,トップ企業のTCSにおけるインドでの賃金水準は「日本に比べ3割低い程度」.いわば日本の地方都市のSEと近い水準.

北海道のSEの年収505万円に対して,インド最大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)の年収は,496万円と書かれています.

システム開発の上級コンサルタントになるとその年収額は847万円と,一般SEの6倍弱にハネ上がる.日本の同職(1795万円)との格差も2分の1弱にまで,ぐっと縮まる.

まあ,これらもそのまま比較できる数字なのかかなり疑問はありますが,プログラマーだけでなく,システム設計やコンサルタントといった,割と上流過程にもどんどんフラット化の波は押し寄せているのは確かですね.将来について真剣に考える材料にはなると思います.