マッキンゼー式 世界最強の仕事術/問題解決テクニック
- 作者: イーサン・M・ラジエル,嶋本恵美
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 文庫
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マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (ソフトバンク文庫)
- 作者: イーサン・M・ラジエル,嶋本恵美
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/09/22
- メディア: 文庫
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「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」は,マッキンゼーの考え方やコンサル手法を説明しているのに対し,「マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック」は,そのマッキンゼーのコンサル手法をわれわれビジネスマンが職場で活用するための具体的な実践ガイドや教訓などが書かれている.
内容はかなり重複しているので,「マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック」を読めば十分かなと思う.
BCGの内田氏の「コンサルティング入門」と基本的な内容は変わらない.基本はどこも一緒なのかもしれない.
メモ
問題の構造を把握する
- MECEでロジックツリーを作成
- 事実を構造化する
- 初めての問題など存在しない
仮説を立てる
- MECEでイシューツリーを作成
- ロジックツリーは問題要素を階層ごとにグループ分けしただけ,イシューツリーは仮説を証明/反証する質問や問題点のツリー(仮説ツリーみたいなもの)
- 仮説によって意思決定がより効果的になる
分析を計画する
- キードライバー(最も影響のある要素)を探す : システム思考
- 海の水を全部沸かすな : 山のようなデータは,その大部分を無視すること.
- ワークプランの作成
- 問題点/仮説,分析,データ源,アウトプット(の形式),責任者,期日
- 立てた仮説から必要な分析を割り出す(分析は焦点を絞りこむ)
- 分析の優先順位をきちんと決める(してはならないことを見極める)
- 絶対的正確さを目指さない
- 難しい問題は三角法で測定する
データを収集する
- リサーチ
- まず年次報告書に目を通す
- 外れ値に注目する
- ベスト・プラクティスを探す(他社,社内での成功の秘訣)
- 面接調査
- 面接調査ガイドの作成(目的と質問内容)
- Eメールアンケートと対面調査
- 相手を裸にしない
- 必ず礼状を出す
分析結果を解釈する
- データの理解
- 80対20の法則
- 的外れでないことを確かめる
- クライアントの眼を通して見る
- クライアントの能力の限界を考慮する
- クライアントが変化を起こすのを手伝う
プレゼンする
- エレベータ・テスト(30秒説明)
- シンプルに(1つのチャートに1つのメッセージ)
- 関係者全員に事前報告する
- 組織全体の支持を獲得する(あらゆるレベルの支持)