キミがこの本を買ったワケ
- 作者: 指南役
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
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なかなかおもしろい本でした.普段の何気ない購買行動をこうやって分析されるとなかなかおもしろいです.マーケティングが仕事の人にとっては,常識っぽいですけど...
あるあると思ったのは,「親切にされると二度とその店に行かない理由」.人はほどほどの距離感が好き,ということらしい.回転寿司が好きな理由は単に安いからだけじゃなくて,わざわざ注文しなくてもいい気楽さからとか,ぺらぺら喋りかけてくる店員がいる美容院には二度と行かないとか.
僕の友人は,スタバの店員さんの「いつものXXXでいいですかぁ?」っていうなれなれしさがNGらしく,ふぅ〜んそうなんだぁって思ったことがありますねぇ.
本書は,特にこむずかしい心理学の話が出てくるわけではないけど,たしかにぃ〜って思うことばかり.人間の心理をよ〜く観察しています.心理学は奥が深いけど,なんでも応用利くから勉強したいなぁと思いますね.
目次から,いくつかトピックスを紹介.
- 用もないのに毎日コンビニに寄る理由
- 「がんばった自分へのごほうび」と言い訳する理由
- 悪いニュースほど,それが欲しくなる理由
- 比べたわけでもないのに,ブランド買いする理由
- 実は口コミで買ったことがない理由
- とりあえず「つゆだく」といいたくなる理由
ねっ,気になるでしょ.