学ぶ技術 / 吉田新一郎

学ぶ技術

学ぶ技術

勉強法の本ではなく,「学ぶ方法」「学び方」の本.

いろいろおもしろいヒントが得られた.チームや仲間でいっしょに学んでいく方法は,いろんな意味でひとりでやるよりも効果がある.後進の育成や仲間との成長は,チームにとっても組織にとっても重要である.どんどんドライしていきたい.

また,セミナーやワークショップを主催する時に,どんな手法があるのかのヒントにもなるのではと思う.会話形式の説明なのであくまで雰囲気をつかむ程度に.

メモ
  • 勉強会
    • 講義型 : 講師が話す
    • ゼミ型 : 発表者が話し,みんなで討論
  • ワークショップ
    • 「体験」を重視
    • 共有し合う
    • みんなが主役
    • 協力と競争
    • 元気づける
  • メールの交換,ML
    • 情報交換だけでなく,学びを目的としてみる
    • 考える材料,効果的な質問を投げかける
    • 肯定的で建設的なフィードバックがポイント
    • メールの交換を楽しむ
  • メンタリング
  • 批判的な友達 (critical friend)
    • わからない点をはっきりさせるための質問
    • よかった点の指摘
    • まずいと思った点を改善するための質問
    • 愛を込めたラブレター : 口では言いにくいこと,補足したいこと,元気づけること
  • アンケート+インタビュー
  • ジョブ・シェアリング
  • アクション・ラーニング
  • 相互コーチン
    • コーチされる側がコーチする人に対して観察してほしい点を事前に伝えておく
    • コーチは観察中にデータを集め,そのデータをもとに改善策を見出す
  • ニュースレター
    • 他のメンバーに役立ちそうな情報を持ち回りで発信し合う
  • 哲学クラブ
    • 「真面目に雑談」する場
    • 飲み会でもよい
  • チーム改善計画
    • 自分が取り組みたいと思う課題,改善策をチームで取り込む.(主体性)
    • 3〜5人でチームをつくる