学ぶ技術 / 吉田新一郎
- 作者: 吉田新一郎
- 出版社/メーカー: インデックスコミュニケーションズ
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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勉強法の本ではなく,「学ぶ方法」「学び方」の本.
いろいろおもしろいヒントが得られた.チームや仲間でいっしょに学んでいく方法は,いろんな意味でひとりでやるよりも効果がある.後進の育成や仲間との成長は,チームにとっても組織にとっても重要である.どんどんドライしていきたい.
また,セミナーやワークショップを主催する時に,どんな手法があるのかのヒントにもなるのではと思う.会話形式の説明なのであくまで雰囲気をつかむ程度に.
メモ
- 勉強会
- 講義型 : 講師が話す
- ゼミ型 : 発表者が話し,みんなで討論
- ワークショップ
- 「体験」を重視
- 共有し合う
- みんなが主役
- 協力と競争
- 元気づける
- メールの交換,ML
- 情報交換だけでなく,学びを目的としてみる
- 考える材料,効果的な質問を投げかける
- 肯定的で建設的なフィードバックがポイント
- メールの交換を楽しむ
- メンタリング
- 批判的な友達 (critical friend)
- わからない点をはっきりさせるための質問
- よかった点の指摘
- まずいと思った点を改善するための質問
- 愛を込めたラブレター : 口では言いにくいこと,補足したいこと,元気づけること
- アンケート+インタビュー
- シャドーイング
- ベテランの観察とインタビュー
- ジョブ・シェアリング
- ポートフォリオ
- 成功例や失敗例の共有財産化
- アクション・ラーニング
- 相互コーチング
- コーチされる側がコーチする人に対して観察してほしい点を事前に伝えておく
- コーチは観察中にデータを集め,そのデータをもとに改善策を見出す
- ニュースレター
- 他のメンバーに役立ちそうな情報を持ち回りで発信し合う
- 哲学クラブ
- 「真面目に雑談」する場
- 飲み会でもよい
- チーム改善計画
- 自分が取り組みたいと思う課題,改善策をチームで取り込む.(主体性)
- 3〜5人でチームをつくる