会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方 / 中桐啓貴

タイトルは怪しげですが,中身はまっとうなインデックス投信の話です.

何冊か投信の本を読んだ後に改めてながめてみると,本書の内容はちょっと薄っぺらい気がします.26刷ですし,本屋では売れ線の場所においてあったので,かなり売れてるみたいですが...自分をはじめ,初心者投資家が急増している証拠かも知れませんね.

メモ
  • 債券は株式と反対の値動きをしやすい
  • 金利が上がると株価は下がる,逆もしかり.
  • ハイブリット社員になろう!
    • 株主と従業員の2つの顔を持つ
    • ダブルインカム(配当と給料)
  • 株の原価と定価を知る
    • 株価(定価) = 会社の金庫の中にあるお金 + 将来稼ぐお金
    • 原価 = 1株あたりの株主資本(BPS:Book value Per Share)
    • 「定価」は気にしてはいけない.「原価」に近い値段で買おう.
  • 個別の株を買う場合は,自分がその会社のビジネスモデルを理解できること
  • ガイアの法則
    • お金の出て行くスピードはそのお金を稼ぐために使った時間,労力に比例する
  • 資産の最低30%は日本以外への投資を検討する
  • FRB(米連邦準備理事会)の利上げ/利下げを常にウォッチする.半年から1年のタイムラグで他の国々に伝播
  • 1971以来,円高トレンド.円で貯蓄しているのが一番よかった.
  • 2000年 1ユーロ90円 → 現在160円
  • 見栄投資 : 自分の価値を周りに見せるためにお金を使う
    • 今使う1万円と,これを30年間積み立てて複利で運用したの違い (360万円と1500万円)
    • 途中でやめてBMWを買わないこと

オススメ

  • トヨタアセット・バンガード海外株式オープン
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • ステート・ストリート海外株式インデックスファンド
  • インデックスファンドTSP(TOPIX連動型)
  • HSBCチャイナオープン
  • HSBCインドオープン