パッシブ(受身)な意識に落ちたら終わり
今日,問題意識の高い若者達と飲んできた.酔った勢いで気づいたことをメモ.
- 意識の高い若者は,そこそこのできるオジサン(課長や部長)と比べて,その意識の高さのレベルがはるかに違う.5年先,10年先をしっかりと見据えて,考えてちゃんと行動している.
- 理由は,失うものがないというのと,ある意味吹っ切れているからだと思う.人生一度きりだしみたいな感覚.背負っているものがまだ軽いというのもある.取引コストが低いといえる.
- 情報や社会に対する,感度がかなり敏感.積極的に情報収集をしている.収集の仕方にも,オジサンとはITリテラシーにより格差がある.
- プロアクティブにキャリア形成を考えている.決してパッシブに流されてしまわないようにしている.
- 意識の高い若者は,実は積極的に上の人に自分の考えや日々の不満/改善点を話したいと思っている.がそういった適切な場がない.
- その若者達の弟世代(10代)は,彼ら若者と比べてもかなりITリテラシーが違う.携帯の使い方がいい例.
- その若者達の弟世代(10代)は,彼ら若者と比べてもかなり文化が違う.CDとかDVDといったモノを持たない,というかモノに全く固執しない.アーカイブといった考えはない.
- そんな弟世代(10代)が,社会人になり30代でお金をジャンジャン使う世代になったとき,今のビジネスモデルが通用するわけがない.そのためには自分の意識を,ときにはかなり意識的に若者世代に振る必要がある.また今からしっかりと投資しておくべき.ビジネス的に.
で,痛烈に感じたのは...
パッシブ(受身)な意識に落ちた瞬間,若者に呆れられ,ダメなオヤジになりさがってしまう.