週末起業 / 藤井孝一
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/08/06
- メディア: 新書
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2007年4月に「なぜあの人は会社を辞めても食べていけるのか?」を出版した藤井氏の2003年のベストセラー。
最近では、ユーキャンの通信講座にもあるほど有名。来年、本家のセミナーを受けてみようかなぁ。
メモ
週末起業のテーマ
- 以下の3つの条件を and したもの
- 順に絞り込む
- やりたいこと
- できること
- 時流に乗っていること
- むしろ人が「こんなもの、とてもビジネスにならないだろう」というものを「何とか自分がビジネスにしてみせる」という心構えで考えたほうが、まだ誰もやっていない、おもしろいアイデアが出てくるもの
- 自分の得意なことを探す質問
- 「こんなことでお金もらっていいの?」ということでお金を稼いだことはないか
- 子どものころ、親や先生に褒められたことは何か
- クラブ活動では、どんな役割を果たしていたか
- かってどんなアルバイトをやっていたか
- 得意な科目は何だったか
- 「得意なこと」と「やりたい」ことは必ずしも一致しない
- 「得意なこと」を本当に「やりたい」のかを確認することが大切
- 商品をどのように売るのか?一連のプロセスを完結させるには
- お手本にないそうなお店でお客として買ってみる
- 週末起業の就業時間をきちんと決めて取り組むようにする
- 平日は午後9時から12時まで、休日は土曜日全部をあてるなど
「起業=会社をつくること」と考えるのは間違い。
ただ目の前にぶら下がったモノを何でもかんでもやってみた、ほとんど失敗した、でもうまくいったわずかなものがあった、それだけが残っている、それだけのことなのです。
新しいことをはじめ、軌道に乗せるには、このように試行錯誤すること、うまくいくまで続けること、月並みですがこれしかないと思います。この過程を起業といい、それができる人を起業家というのだと思います。