きみはなぜ働くか
- 作者: 渡邉美樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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ほんとうに名言ばかり.渡邉美樹さん,スゴイ人だと思います.僕もこんな人格者になれるよう,がんばります.
メモ
- 使っても減らないもの,使うほど増えるもの
- 「誠実さ」「感謝の気持ち」「素直さ」
- おはよう,ごめんなさい,おもいやり
- 使えば使うほど,自分にたくさんのすばらしいものをあたえてくれるものである
- 1日1生とする心がまえで日々を生きぬこう
- 当たり前を当たり前と思う人に成功はない
- 健康であること,家族がいること,友達がいること,食べることができること,笑うこと,泣くことができること,こうした絶対的価値よりも,相対的価値(1億円貯まった)ばかりに目がいく.
- 「こうなりたい」と思う自分像になれる人とは,すべてを当たり前とせず,常に感謝の心で生きている人である
- 人生の豊かさを決めるのは6つの柱のバランスである
- 仕事,家庭,教養,財産,趣味,健康
- ほんとうに幸せとは,この6つの柱といった理屈を超えたところにある
- 本当に幸せとは,理屈ぬきにうれしい,楽しくて仕方がない,充実しているというもの.
- 財産がどうの,教養がどうの,といったレベルではなく,人間性が高まり,おのずと周囲に対する感謝の念があふれ出て,今に感謝する,それが「幸せ」ということ.
- 自分本位で生きていないだろうか
- きみたちの行動に「自分以外の人のために」という意識が,常にきちんとたもたれているだろうか.
- 自分がしてほしくないことは,絶対に相手にしてはいけない.
- 自分がしてもらったら嬉しいと思うことを相手にすることを心がけてほしい.
- どんな行動をしたとしても,神様(達基)と自分だけはその行動をみているのだということを知れ.
- そのことの前に,決して恥ずべき行為はとらないという決意を持ってほしい
- 誰かの心に半歩近づくことができれば,その人はきみの味方になってくれる.誰かの視線になって物事を見る.
- 誰かの心に近づく.この視点,このスタンスは非常に重要である.
- 「借りの人生」か「貸しの人生」か.人生の充足度は天と地ほど違ってくる
- 心を借りてばかりの人というのがいる.自己中心的で,相手に優しくしてもらって当たり前だと思っている人である.その人の人生は,「借りの人生」である.
- 人間とは何か.「本質的要素」と「付属的要素」
- 人を愛する,人に報いる,人を助ける,子供をかわいがる,老人をいたわる,正直である,清潔である,感謝する,偉大なものを敬する,「当たり前のこと」とは,こうした「本質的要素」に他ならない.
- 知識がある,何か技術を持っていることは,「付属的要素」にすぎない.
- 「だまされない人間」ほど多くのものを失っている
- 人を信じて失うことの大きさと,人を信じないで失うことの大きさとでは,人を信じて失うことのほうがずっと小さい.
- 人と接するとき,心を開いているか.確かに心を閉ざしていればいっさい怪我はしないかもしれない,誰からもだまされないかもしれない.しかし,そのかわり誰からも信じてもらえないはずである.
- いつもいっしょにお茶を飲んでいる仲間であっても,その日その時間のその人とは初めて会うわけだから,その空間,場面は二度ともどらない.一瞬一瞬が,常に一生で一度の出会いである.
- 謝る人はカッコイイ
- きちんと謝ることができる人に会うと,ああこの人は大きな人だなと感じる.素直に「ごめんなさい」と誤ることは,きみを決して小さくせず,逆に大きくする.
- 相手にとっていいほうというのは,自分にとっては一般的には辛いこと.しかし,自分は辛くても,相手のための判断をしていく.その繰り返しによって身についていくものは,人間として優しい性根,性格である.
- 家族に,友達に,同僚に,自分から挨拶しているか.挨拶は相手の心を開く大切な行為である.
- それをできない人間は幸せになれない.
- 今,きみの心の中に「ありがとう」はあるだろうか?
- 自分の中に「ありがとう」が集まることで,まわりにも「ありがとう」が集まってくる.
- たくさんの「ありがとう」が集まってこそ,幸せな生き方と呼べる.
- 365日どんなときも,人として,美しく,生きる.
- 一生懸命な人,自分以外の人の喜びや悲しみを共有しようとしている人,明るい謙虚な人,誠実な人,清潔な人,
- 礼儀正しい人.こういった人は,「人として,美しく,生きている人」.