マネジメントクラスの問題なのか?
先日,ちょっと大きめな規模(参加者100名超,時間2時間超)のProject構想レビューMtgが行われた.
そのMtgの承認者である上級マネジメントが最近入れ替わったこともあり,いろいろ期待していたのだが…,正直がっかりだった.
僕が疑問に思ったことをメモ.
- Mtgの目的は,このProject構想(計画)でGOしていいかのジャッジだが,明確な判断がなされたようには見えなかった.
- あまりに細かい技術的内容が多すぎて,論点がみえない.
- 100ページを超える資料を2時間で超駆け足でレビューし,質問もでないMtgに意味はあるのか?
- 影の意味合いとして,このMtgのために資料をまとめる事で仕事が進む?という事もなきにもあらずとは思った
- スケジュールは担当者別に提示され,全体として整合性が取れているのか不明
- 課題とリスクがまとまってないのはなぜ?そこに突っ込みがないのはなぜ?
- むしろ,冒頭でジャッジポイント(論点)を提示すべきでは
- 論点がぼやけてるMtgに,ちょっと待ったをかけないマネジメントクラスはどうなんだろう
- そもそもスケジュールが成り立ってないことに,マネジメントクラスはなぜ気づかないのだろう?そこに突っ込みを入れるのが仕事ではないのか?
- スケジュール不成立の問題は結果的に先送りされた
- スケジュール不成立の根拠とプランBがないようにみえる
- 問題は他にもかなり埋もれていると感じた
- このMtg,かなり形骸化,儀式化していると思う
もし僕が上級マネジメントなら,上記全てに「なぜ?」を連発したい.せっかく新しい視点で突っ込みを入れられる人がきたか!?と思ったのに,正直残念.さらに,上級マネジメントのコメントから感じたのは,トッププライオリティが全員で共有されてないこと.コレ大きな問題だと思う.
もちろん,マネジメントクラスだけの問題ではない.何をどうすればよいのか考えたい.
追記
スケジュール不成立が問題視された時点で,
- ボトルネックは何か?複数あるならどれが最も影響が大きいのか?
- それに対する施策は誰がいつまでに行うのか?
- そのジャッジポイントはいつにするか?
を明確にすべきだよなと,思ったことを追記.