ソフトウェア信頼度評価ツール
信頼度成長曲線をつかったりして,バグカーブの収束度やソフトの信頼性をみるためのツール.広島大学が開発しているSRATSやM-SRATは,無料で使えるし完成度がとても高いのでオススメです.
ソフトウェアはハードウェアと違って,品質を定量化したり,見える化することがなかなかできません.特に組み込みソフトの開発の場合,ハード設計者やソフトがわからない偉い人に品質などを説明しなくちゃならない機会も多く,そんな時はこの手のツールはとても使えます!
まあ,単なる説得材料としてだけじゃなくて,ソフト開発側(特にプロマネ)にとっても結構メリットがあります.いくつかの収束度判定の指標の1つとして使うのはとても有効だと思います.
信頼度成長曲線を使ったことがない人は,自分が関わっているソフトウェアプロジェクトで一度使ってみてはいかがでしょうか.
(図は構造計画研究所より)
SRATS
- 無料,Excel VBA+DLL
- 適応できるモデル数が多い(12種類)
- http://www.rel.hiroshima-u.ac.jp/~okamu/SRATS/manual/home.html
M-SRAT
- 無料
- テストメトリクスの利用,Javaアプリケーション
- http://www.rel.hiroshima-u.ac.jp/tools/msrat/